LIFEHACK-ATHON

仕事や人生を向上させる効率的な方法やアイデアを紹介するライフハックブログ。

夢に向かって走り出す前に必ず考えなければならない事

Start

未来を語る前に、今の現実を知らなければならない。
現実からしかスタートできないからである。

これはピーター・ドラッカーの言葉である。

これから新しい夢に向かって行動を起こそうとしている人がいたら、一旦立ち止まってこの記事を読んで欲しい。

人は誰でも夢の話をするのが好きだ。夢が実現した未来の話はとても楽しい。けれど、そのほとんどが夢を実現した後の話ばかりだ。その夢を達成するために多大な努力や苦労があると分かっていても、まるでそれらから逃げるように明るい部分しか話そうとしない。

夢の明るい部分だけ見ていたら必ず挫折する

Frustration

名声を得る。お金持ちになる。注目される。たくさんのファンができる。夢の明るい部分だけを見るのは簡単で誰でもできる。だが夢に向かって実際に動きだすと、その裏側に隠れた影の部分と直面することになる。

例えばあなたはバンドマンで、ヒット曲を量産してメジャーデビューする夢を持っていたとする。テレビをつければ自分たちに似たバンドはたくさんいるし、自分たちもそんなバンドになれる才能があると確信している。

例えそれが事実だったとしても、長年努力を積み重ねてメジャーデビューしたという事実を知らなければどうなるか?いつか苦難にぶち当たった時に「僕たちには才能がなかったんだ。」とひどく落胆し、挫折することになるだろう。才能ではなく努力が足りないだけなのに。

ほとんど知られることのない下積み時代

Homeless Couple, San Francisco, 2010

なぜ私たちは、すぐに才能のせいにしてしまうのか。それは、有名人の下積み時代を知らないからかもしれない。彼らは才能に恵まれていて、すんなりと有名になったのだと勘違いしていないだろうか。

世界的に有名なシンガーソングライターのエド・シーランの下積み時代は、私たちの何倍も悲惨だ。2011年にデビューアルバムをリリースする前の3年間、彼はホームレスだったのだ。到底、デビューとは程遠い環境の中でも彼は曲を作り、レコード会社にテープを送り続けた。その結果、彼は世界でもっとも成功したミュージシャンの一人になり、アメリカで2曲同時にトップ10にランクインさせる偉業を成し遂げた。

イーロン・マスクも過酷な下積み時代を経験した一人だ。テスラやスペースXが今ほどの大企業になるまでは、彼のその奇抜は発想のせいで途方もない数の中傷の嵐に晒された。中傷の中には、人格を攻撃するような内容もたくさんあったそうだ。そんな中でもイーロン・マスクは、夢をあきらめなかったから今の成功があるのだ。

このように夢を実現させるためには努力が必要で、時には苦痛に耐え続ける必要がある。これは避けることのできない事実だ。

夢の取捨選択

Business Trash

夢の実現に向かって本気で動き出すならば、さらに考えなければならないことがある。それはリソース問題―つまり時間とお金、そして体力と精神力には限度があるということだ。これらを有効的に使うためにも、本当に実現させたい夢は1つに絞った方が賢明だろう。もし夢がいくつもあるのであれば、次の3つの質問を自問自答してみよう。

  1. その夢に、全ての時間を注ぎ込めるか
  2. その夢は、自分を奮い立たせてくれるか
  3. その夢に、努力を惜しまないか

「どんな苦労も乗り越えてみせる。」「全ての時間を捧げる準備が出来ている。」そう思える夢ならば、停滞することはあっても挫折することはないだろう。

ブレーキをかけて一旦立ち止まり、打算的で卑屈に夢について考える事が、実現の近道になるかもしれない。