LIFEHACK-ATHON

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恐ろしいことに私たちは先延ばしによって1年で55日もの時間を失っている

今週のお題「ちょっとコワい話」

...Time...

218分。これは、私たちが一日の間に無意識に過ごす時間。つまり行方不明になっている時間の平均だ。年間にすると約55日も行方不明になっている。

この時間の大部分は、本来やらなければならないタスクを無意識のうちに先延ばしした時間ということが判明している。1日に3時間以上失っていることを考えると、どれほど先延ばしが私たちにとって損失なのか理解できるだろう。

先延ばしを加速させる現代社会

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現代では先延ばしを止めることがさらに難しくなっている。カルガリー大学の研究によると、慢性的に先延ばしを選択する人が1978年から2007年の29年間で21%も増加したそうだ。これだけ増加した理由のひとつに技術の進化が挙げられる。特にインターネット・スマートフォンの進化によって、どこにいても最新のニュースを調べたり、SNSを更新したり友だちとチャットでつながることができるようになったことは大きい。だが、これを以てスマートフォンが悪いと考えるのは尚早だ。これらは単なる先延ばし後の逃げ道でしかないからだ。

原因は感情にあった

Thought

先延ばしの根本的な原因は私たちの感情に潜んでいる。先延ばしは感情と深く関わっているのだ。私たちは不快な感情になると本能的にそこから逃げたり気を散らそうとする。これは生存本能であり先延ばしの根本的なメカニズムなのだ。何を不快に感じるかは人それぞれだが、先延ばし改善はこの不快感を特定するところから始まる。これから主な先延ばし人格を5つ紹介する。自分がどれに当てはまるか考えてみると、先延ばし改善のヒントになるかもしれない。

1.完璧主義の人

完璧主義者は、何事も完璧にこなしたがる。一見先延ばしとは無縁のように感じるが、彼らは完璧にこなせると確信しないと動かない。そして行動したとしても完璧主義者ならではの高いハードルのせいで、永遠に物事を完了させることができない。ゴールのハードルが高すぎるあまり終わりのない修正と変更のスパイラルに自らを陥れてしまうのだ。

2.夢ばかり語る人

夢は現実よりもよっぽど楽しいが、夢を見ているだけでは何も出来ないし何者にもなれない。出来るのは先延ばしぐらいだ。そしてこのタイプは夢を考えることで達成感を感じてしまう傾向がある。理想論や壮大な夢ばかり語ってくる人はいないだろうか?そんな人は間違いなく夢想家であり先延ばしの達人である。

3.事なかれ主義の人

もしあなたが事なかれ主義的な考え方であれば、それは先延ばしの天才かもしれない。「何もしない方が良い」という考えの根本には、間違いやミスを過剰に恐れる心理が働いており、それらが行動を抑制して先延ばしを招く。このタイプは任された仕事はしっかりこなすが、自分から何か提案や改善をすることはない。手堅く信頼のある仕事っぷりだと評価されるかもしれないが、一方で言われたことしかしない人とも捉えられかねない。

4.締切直前にやる気が出る人

締切直前にならないとやらないタイプは当然ながら先延ばしに気をつけるべき…というより、先延ばしをやめるべきだ。厄介なことに、このタイプに限って処理能力が高い人が多い。今まで締切直前の追い込みで切り抜けられた人たちなので、先延ばしを反省することはない。「残り1日で○○をやりきった」と自慢する人すらいる。先延ばしをやめて、もっと時間をかければさらに自分の能力が引き出せることに彼らは気付くべきだ。

5.忙しい人

忙しい人は先延ばしを止めるのではなく、先延ばしと上手に付き合う能力が必要だ。優先順位を適切につけていれば、他の人からは先延ばしをしているようには見えない。逆に優先順位が適切でないと悪い印象を与えてしまいかねない。本当に忙しい人にとって先延ばしは避けることの出来ないものだが、先延ばしを上手に隠すことも必要なのだ。

最後に

先延ばしには様々な理由があるが、その根本は同じ。不快感を回避するためにしてしまう本能的な行為なのだ。しかし不快に感じるポイントは人様々で、自分が何に不快感を示すのか、そしてその不快感とどう付き合っていくのかが、先延ばしの一番の特効薬になる。先延ばしによって行方不明になってしまう218分を少しでも救出してあげよう。